1/17震災の日に・・・

15年前の今日、わたしはどうしていたのだろう?


・・・あの日の朝のことを思い出してみる。


あの頃のわたしは身ごもっていて妊娠6か月の時期に入っていました。そろそろお腹の中の赤ちゃんが動き出していてね。



忘れもしない、あの日の朝の出来事。忘れてはならない出来事。そう「阪神淡路大震災の日」のことを。

1月17日朝、「もうそろそろ起きる時間」って目を覚まして布団のなかで寒さとの駆け引きのころ突然の大きな揺れ!!「揺れ!」というよりも「ゴゴゴ〜っ」って大きな地響きをたてて地面から何かが突きあげたって様な感覚。
その後しばらく揺れは続く・・・
立ってられないので必死で床にへばる付く。

その後何分か横揺れが続いて。大きな物音をたててガラスの割れる音!!

治まった我が家の中はぐちゃぐちゃ、当時のブラウン管テレビの上の物は全て落ち、食器棚の中の食器類は割れてしまって。

ホント怖くって、戦争をしらないわたしにとってこんな恐怖は初めてのことだった。

家を一歩出ると1段下がった古い住宅街の屋根瓦が崩れおちていたのをみて凄い揺れだったことを改めて感じたのです。

安否確認であちこちに電話を掛けたんだけどどぜんぜん通じなくって、こっちからも向こうからの電話もね。
実家や遠くの友人も心配してくれたようで何度も電話くれたみたいだけど。




その後テレビやラジオで神戸で悪夢のような出来事があった情報がどんどん入ってきて大阪はだいぶマシだったことを知ったのでした。

いつも遊びにいってた美しい神戸の街がウソみたいに変わり果て悲惨な情報が入ってくるたび、胸が締め付けられる思いでした。


あれから15年、この日がくる度、娘にこの日の話をするんです。
「あなたがお腹にいるころね・・・」って。

忘れちゃいけないって!!
命を大事にしなくっちゃって!!

この日震災の犠牲者になって天国に旅立った人の分まで頑張って生きていかなくっちゃって思うんです。

今元気で生きてることに感謝して・・・。

そう思います。

にほんブログ村 主婦日記ブログ お気楽主婦へ
にほんブログ村